8月11日、12日

伊豆市リトルシニアでは、8月11日、12日の両日、裾野、御殿場で開催された「障害者野球大会・第４回ドリームカップ」に3年生の有志がボランティアとして参加しました。

この大会は県内唯一の障害者野球チームの「静岡ドリームス」の皆さん他、全国から6チーム、そして地元の一般チームも参加し開催されている大会です。

3年生のみんなは、テント設営、グラウンド整備、バットボーイなど裏方として大会の円滑な運営を支えました。

当初は、裏方のお手伝いをだけかと思っていたら、なんと11日は、急遽、招待チームとして開会式、交流戦に出場することになりました。

開会式の入場行進から、試合と、参加チームの一員としてグラウンドでも活躍。

交流試合は「名古屋ビクトリー」さんとの試合。

名古屋ビクトリーさんは、全国大会２位の実績を持ち、２名の全日本メンバーを擁する障害者野球界ではトップレベルのチーム。

主将の中川さんに話をうかがうと、チームとしても20年以上の歴史があり、最近は「若いメンバーが増えたのがうれしい・・・」と野球への熱い思いを語ってくれました。

試合は、勝ったものの名古屋ビクトリーさんの障害を感じさせない見事なプレーに押され、序盤はリードを許す場面も・・・。

ひたむきに、そして野球を心から楽しんでいるすばらしいチームでした。いい試合をありがとうございました。

この日参加したチームの皆さんのプレーや野球に対する姿勢・・・

開会式で選手宣誓をした静岡ドリームスの中里選手、名古屋ビクトリーの松元選手の強打と見事な走塁・・など様々なプレーや場面を見て、3年生のみんなは何を感じただろうか？

障害者の選手の皆さんは、体に障害があっても、間違いなく我々に足りないものを持っている・・・・。

走れるのが当たり前、投げられるのが当たり前の中で野球をやってきた君達に足りないものを・・・。

この2日間、3年生たちは貴重な体験をしました。

そして、猛暑の中、ご苦労様でした。

ドリームカップに参加されたチーム、スッタフの皆さん、すばらしい野球をありがとうございました。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（大城　記）