5月24日（日）

今日はいよいよ夏季関東大会1回戦、板橋グラウンドで江戸川北シニアさんとの試合。3年生にとって最後の関東大会・・・
試合前の練習には、すぐ近くのグラウンドを中野シニアさんからお借りしました。中野シニアさん、ありがとうございました。

朝からの雨で試合開始が心配されたが、降り続く雨の中試合開始・・・
初回森下のヒットにキャプテン相原のタイムリーで1点先制。その裏、いきなり長打でノーアウト１・３塁のピンチ、しかしここは５－４－３の見事なダブルプレーでピンチをしのぐ・・・

２回にはこの日先発出場の長沢がレフトへ見事なホームランで２－０。その裏もピンチを迎えるがここも４－６－３のダブルプレーで切り抜ける。

３回、ツーアウト１・３塁から、ディレードスチールが決まり３－０。亮は毎回のようにノーアウトでランナーを出すが、バック、そして自らの固い守りで得点を許さない。

６回表は渡邊のスリーバントスクイズ、代打宮内のタイムリーで５－０と引き離す。しかしその裏、亮が連打を浴び、ツーアウト満塁、ここでホームランを許し、一気に５－４と一点差・・・緊張が走る・・・

しかし７回表、ヒットの平田が好走塁、森下のタイムリーで１点を加え、さらに秋山がセンターオーバーのツーラン！８－４とする。

投げてはリリーフ中里が追加点を許さず勝利・・・

今日は前半チャンスを確実に生かし主導権を握る、守っては５回までに３つのダブルプレーなどピンチをよくしのいで常に伊豆市リトルシニアのペースで試合を進めた。途中一点差に詰め寄られても、すぐに突き放し、試合の主導権を渡さなかったのが勝利につながった。今日は選手全員が自分の役割を認識し、全員が一丸となって戦った、３年生がチームを引っ張り、２年生はもちろん、１年生も大きな声で一緒に戦った。やっぱり３年生が引っ張るとチームは一つになり、強くなる、やっぱりこの大会の主役は３年生だ・・・・　伊豆市リトルシニアの全員野球、そして今までにないたくましさがチームに感じられた試合だった。

そしてこの試合、選手はもちろん、観客席の保護者のみなさんもチームと一体になっていた。
相原が盗塁を刺した時「アウト！」の声、森下が三盗を決めた時「セーフ！！」の声・・・ベンチはもちろん、ベンチ入り出来なかった選手たち、そして自然に湧き出るような保護者のみなさんの声がグラウンドに一斉に響いた時、伊豆市リトルシニアが目指していたチームの姿が見えた気がした・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（大城　記）