10月3日

クラストカップ２回戦。静岡中央シニアさんとの試合。
試合は2回に青木のフォアボールから望月の3塁打で１－０と先制。しかしその後打線は沈黙、追加点を奪えない。

一方守備陣も度重なるエラーでピンチを招く。

3回には2つのエラーからワンアウト満塁のピンチ、ここで相手スクイズを稲持の好フィールディングで１－２－３のダブルプレーで切り抜ける。

5回にも2つのエラーからワンアウト1・3塁のピンチ、ここは2者連続三振。このピンチ、稲持は三振を取りにいき、狙い通りの連続三振でピンチを切り抜ける。

打線は6回に2本のヒットを放つが走塁ミスから得点できず。結局3安打・・・

試合はこのまま１－０で勝利。

稲持は結局相手にヒットを許さず、見事ノーヒットノーランを達成。

この試合、ピンチを粘り強く切り抜けた頑張った。しかし守備、走塁でミスが続出、静岡中央さんの粘りに僅差で勝利・・・そして気持や挨拶の元気では負けていた。

（今日は監督が所用でいなかった）試合後、コーチからは、厳しい言葉が続いた・・・試合前のアップから緊張感がない、アップ中野球を楽しむのとふざけるのを勘違いするな、だから準備不足、気が抜けていた、当たり前のプレーが出来ていない、プレーで周りが見えていない、1年生も元気がない、全員が試合で戦っている気持になっているか・・・・などなど・・。

新チームになったばかりのころ、練習試合ではノーヒットノーランをやられたり、1安打完封負けなどなかなか打てなかった、そして勝てなかった。でもそこからチーム一丸となって関東出場を勝ち取ったじゃないか・・

関東大会出場を決めて気持が緩んでいるのか、静岡中央さんが設立間もないチームで楽に勝てると思っていたのか・・・自分達が強いチームになったとでも勘違いしていないか・・・・

静岡中央さんはほとんどが一年生だ、一年生たちも静岡中央さんの選手たちを良く見ていただろう、君達だけで戦ったら勝てていたか・・・一年生大会も間近だ、ライバル達はどんどん試合に出て成長している・・・

伊豆市リトルシニアでもチームが出来て間もないころ、君達の先輩である1期生たちが、体の大きな上級生の相手チームに必死に食らいついて戦っていた。その姿を君達に見せてやりたい。

このところの全国選抜優勝や関東出場で強豪チームになったと勘違いしているわけじゃないだろう・・・伊豆市リトルシニアらしいひたむきな野球を忘れてはいけない。

関東大会では伊豆市リトルシニアは南関東の代表であり、静岡の代表でもある。恥ずかしい試合はできない、しかしそれは勝ち負けのことではないぞ・・・

もう一度自分達の姿勢や気持を正して、クラスト次戦や関東大会に臨まなければいけない・・・・伊豆市リトルシニアらしさを忘れずに・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（大城　記）