4月29日

今日は三島シニアさんとの練習試合。1年生から3年生まで3試合あるというので取材に行ってきました。このところなかなか試合の取材に行けなくて、久々の試合でした。一年生のデビュー戦から上級生の試合、どうだったか・・・

各学年ごと、いろいろあったなあ・・・

＜まずは二年生、接戦だった、いい試合だった、課題も収穫も・・・＞

先発は笠井、立ち上がりからテンポ、コンビネーション良くいいピッチングを展開。打線は、山田のツーベースなどで先制。笠井は5回まで無失点に抑えるが、しかし、打線も相手投手を打ち崩せず・・・１－０のまま終盤へ。

終盤、本格的なピッチング練習もまだまだ、スタミナ不足だったかな、失点。でもナイスピッチングだった。チームとして、こういう息の詰まるような接戦をものにできるかどうかが大事だ。緊迫した場面でも普段の力が発揮できること、接戦をものにできる気持ちの強さ、これからのみんなの課題がわかった試合だった。

＜一年生、初試合・・合格点！＞
一年生は今日が初の対外試合。
高村コーチからの今日のテーマは「楽しい野球をしよう・・」
みんな最初は初試合に緊張気味だったけど、みんな声が出ていたし、グラウンドもベンチもみんな楽しそうだった。笑顔、笑顔だった・・・

ベンチからも良く声も出ていたし、チームワークもいいぞ。今日の目標は全員達成！。試合では初のランナーの大川が寛太のヒット、飯田のバント（ノーサイン・自分の判断）などから好走で記念すべき8期生チーム初得点。ホームインして、ベンチへ戻った時の紅潮した表情はすばらしかった・・
これからいろんなことを経験して、先輩に負けないように頑張ろう！

＜さて、三年生達よ・・・＞
厳しいことを言うぞ・・・。

三年生の試合、久しぶりに見たけど、がっかりした。
エラーの連続、エラーは仕方ない、それより、エラーした選手を元気つける声もない。みんな下を向いて・・・

元気も声も出ていない。エラーが出たら、チームを元気づけなきゃ、誰が？・・全員でだよ。

エラーが出たらみんなでカバーしなきゃ、ワンバウンドの送球が来たら何としても捕って助ける・・そんな気持ちが大切じゃないか

高村コーチに「ベンチ、声を出せ・・・」何回言われた？

誰かが声を出してくれる？、誰か先頭に立ってほしい、ぼくは先頭に立つのは嫌だな・・そんな冷めた選手が一人でもいたらチームは一つにはならないし、そんな選手はチームに貢献しないのではなく、チームの足を引っ張っていることに気付いているか・・・。

全員が自分がチームの一員として責任を果たす気持ちがなきゃ・・・
気持ちが感じられたのは一部の選手だった。

三年生は、これまで思うような結果が出せなかった。三年連続関東大会出場は果たせず、先輩に続くことが出来なかった。クラストも三年連続の入賞を逃した。悔しかっただろう。このまま終わったら悔いが残るだろう。

でもまだ三年連続全国大会出場の可能性があるんだ、選抜でなくチームとして初の夏の全国出場を懸けたその大会があと一か月で始まるんだ。

「最後の関東大会」の目標はみんな持っているかい？何となく大会が近付いてきた、勝てたらいいなあ・・程度に考えていないだろうね。

全員でこの夏のチームの目標をしっかり確認すること。そして全員が同じベクトルで大会に臨むことが大切だ。

6期生、三年生達、君たちは個々の能力は決して先輩に負けていない。
もう一度チームワークの大切さ、一人一人の役割の大切さを考えよう。
最後の夏、君たちにとっていい夏になることを・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（大城　記）