― リトルシニアとは ―

リトルシニアは、中学生の硬式野球団体です。

野球を愛する中学生に対し、野球を正しく指導し、その体力向上とスポーツ精神を養い、チームワークを通じて団体生活の強調を知り、判断力を高め、青少年同志の交歓の場を与え、友情を向上させるために組織された国際的なスポーツ団体です。
組織は、1972年(昭和47年)に「野球を愛好する中学生に硬式野球を正しく指導し、国際的スポーツマンとして強健な身体と健全な精神を養う」目的で創設されました。

当初は日本リトルシニア野球協会として発足しましたが、2000年に日本リトルリーグ野球協会と合併し「全日本リトル野球協会」を結成、2005年の財団法人化を経て、2012年に公益法人制度改革に伴い、リトルリーグと分離し、リトルシニア単独の「一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会」を設立しました。
チームは年々増え、連盟も関東、関西(中・四国を含む)から、北海道、東北、信越、東海、九州に広がり、現在は7連盟が活動、約22,000名の選手たちが所属しています。

リトルリーグは1939年(昭和14年)にアメリカのペンシルバニア州でスタートし、1960年(昭和35年)に日本でも行われるようになり、1964年(昭和39年)に日本リトルリーグ野球協会が発足しました。
しかし、日本の中学校では軟式野球しか行えないため、12歳までという年齢制限のあるリトルリーグから高校野球までの間はクラブチームでしか硬式野球を経験できません。そのためにリトルシニアリーグが発足したのです。

リトルシニアは2012年に創立40周年を迎えました。現在は、中学生の野球に関する見聞を広げるため、IBAF(国際野球連盟)主催の「AA世界ユース選手権」や全米選手権大会(アメリカ)、日台対抗国際野球大会などの国際大会に積極的に参加するとともに、国内では各連盟単位の春季・夏季・秋季大会のほか、3月には全国選抜大会、8月には明治神宮球場などで開催される日本選手権などを開催し、高校野球、大学野球、プロ野球、メジャーリーグへと繋ぐ野球を目指しています。 



 伊豆市リトルシニアは、日本リトルシニア野球協会の関東連盟 南関東支部 静岡東ブロックに所属しています。
2020年4月現在、関東連盟には199チームが加盟しており、南関東支部には、59チーム(神奈川県44チーム・静岡県15チーム)が所属しています。



 ― 伊豆市リトルシニアの活動趣旨 ―

当チームは、野球を通じて青少年の健全な心身育成をサポートすることを第一の目標とし、熱意と情熱を備えた指導者のもと、選手1人1人の可能性を伸ばし、一般社会人としての土台作りは勿論のこと、明朗にして思いやりのある青少年を育成することを主たる目的とする奉仕団体です。従って、会長以下役員、監督、コーチ、審判員等は全て無報酬にて協力するものとする。



inserted by FC2 system